転勤を経験した社員たちのリアルな声をお届けします。営業拠点での業務を通じてどのように成長できたのか。そして再び工場へと戻った今、その経験がどのように役立っているのか……。変化に飛び込むきっかけとなる転勤を、キャリアはもちろんプライベートに生かすためのヒントが満載です!
MEMBER
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S.K. さん
電気設計
2006年入社 -
S.O. さん
開発設計
2005年入社 -
K.S. さん
営業サポート
1991年入社
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S さん 工場だとやはり「対・社内」のやり取りや調整が多いんですけど、営業拠点で仕事するっていうのは「対・お客様」がメインです。工場にいると営業やSE(セールスエンジニア)が間に入りますから、お客様と話せる機会は少なくなりますね。逆に営業拠点にいると直接話をすることが多くなります。
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O さん 仕事は全然違いますよね。工場で機械設計をしていたときは、工程計画の中で仕事を行うことがほとんどでした。営業拠点のSEになってからは、お客様やエンジニアとスケジュール調整を自ら行い進めていくことが大きな違いだと感じました。あとは機械だけではなく、電気や現場についてはより幅広い知識が必要になりましたね。
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K さん もともと私は電気設計だったのですが、営業拠点に移ってからはアフターサービスという全く別の分野を担当していました。お客様から連絡があったら、点検して見積書を作ったり、現場に行ってトラブルに対応したりと、電気設計とはガラッと変わって刺激的だったのを覚えています。新しい機械から古い初期の機械まで見ることができますし、勉強になることも多かったので、仕事を続けていく上で大きな財産になったと思います。
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O さん 身についたことで言うと、全体の工程を見通してまとめていける力でしょうか。営業拠点から工場に戻ってきてからは開発寄りの仕事に携わっていますが、機械の壊れにくさや使いやすさ、充実した機能といったところまで考えて機械を設計しなければならないんだと、そういった視点が生きています。
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K さん 視野の広がりというところはやはり大きいですね。転勤を経験していない人や若手社員だと、やっぱり営業のレスポンスが遅い時に不安になることも少なくありません。私は営業の方々と、近くで仕事をしていたからこそ、周りの人にも「もう少し向こうの状況も考えてあげて」と言葉をかけられるぐらいの気持ちは常に持っています(笑)。
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O さん 距離こそ離れてはいますが、営業拠点も工場もお互いに協力して仕事を進めるということに違いはないですもんね。過去に、レイアウトを取りまとめたあとトラブルが発生しましたが、そのときは設計の方を中心に工場の皆さんの協力を得て、なんとか稼働できたことが印象に残っています。
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S さん Oさんの話のように、転勤先だと自分だけで解決できないことがよくあります。それを一人で抱えるとしんどくなる。いかに助けてもらえる人をたくさん作るかが大事ですね。もし営業拠点で心配なことがあれば上長に相談して、仲間をたくさん作ることが大切だと思います。ミスしても一人のせいになることはありませんし、助けてくれる人がいれば難しい問題でもクリアできますから。
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K さん まさにそうですね。営業拠点に行くことでいろんな部署と関わりができますし、工場に戻って同じ設計の仕事をしていても、やっぱり顔のわかる人が相手だと進めやすいです。私は入社3年目で転勤になりましたが、どうせ転勤するならとにかく楽しもうという気持ちでした。楽しくないなと思い続けていると楽しい部分を見落としてしまいますし、何も得られずに帰るのは避けたかったんです。

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S さん 転勤して良いことはたくさんありますからね! むしろ良かったことしかないような気がする(笑)。プライベートの話だと営業拠点のある地域は見どころたくさんありますし、家族といろんなところを見て歩けて楽しかったですね。
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O さん 私も同じです! 毎週のようにいろんなところに行って楽しかったです。仕事面でも自分のまとめたプロジェクトが本稼働になるのを見届けることができるので、やっぱりその達成感は格別でした。私とSさんはSEですが、Kさんがサービス業務で印象的だったことはありますか?
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K さん 忘れられないのは東日本大震災の直後のことですね。震災後すぐに東北地方のお客様から電話が鳴り止まなくなり、被害状況の確認と早急な復旧が必要になりました。お客様からの「早く機械を使いたい」という要望に応えたい一心で、社員総出で東北を回って復旧作業を進めたのをよく覚えています。一日でも早く復旧しなければならないと感じましたし、その後はよりいっそう使命感を持って仕事に取り組むようになりました。
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S さん 営業拠点は本当にいろんなことを経験できる環境です。もし「転勤は嫌だな」と思っていても、いざ経験してみると意外と楽しめる人は多いと思います。私自身も工場に戻ってきてからはいつも「営業拠点いいよ!」とアピールして、若手社員たちをスカウトしてます(笑)。お客様と直接話して、感謝やお褒めの言葉をいただけるというのはやっぱり営業拠点じゃないと得られない成功体験です。将来的に工場に戻って設計をするにしても、転勤は少し長めの気分転換になるのではないでしょうか。
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O さん Sさんの言うように、転勤は自分の成長につながります。あと、地元企業に就職して転勤ということであれば、数年で地元に戻れることが確約されていますので、その点は安心してもらえたらと思いますね。
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K さん もし営業拠点が気に入ったら、工場に戻らずに残ることも可能ですからね! 仕事以外の面で自分の引き出しを増やすことができるという意味でも、石川県を出て刺激を受けた経験は決して無駄になることはありません。
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S さん 実際に「行きたくない」と言っていたのに、営業拠点にとどまっている社員は何人もいます。単身赴任者には月に一度は石川県(地元)に帰れるよう会社が支援していますし、そもそも打ち合わせや来客などで工場に来る機会がかなり多いんですよね。ホクショーは石川県で地元に根ざして働くことができますが、他の地域で仕事をしてみるというのも選択肢の一つとしてお伝えしたいです。もっと言えば「自分は日本にこだわらず海外で仕事したい!」という心意気の方も大歓迎ですよ!


転勤で得られた経験は、
きっと財産になる。
新しい環境に身を置くことで視野が広がったと語る三人。お客様と直接やり取りすることで設計とは違ったやりがいが得られるほか、営業拠点で養われたユーザー目線は工場での仕事にも大いに役立つといいます。
さらに、家賃補助や勤務地(総合職)手当などの制度も充実。地元への帰省もサポートしているので、石川県とのつながりを保ちながら安心して働ける環境です。仕事面のみならずプライベートでも、きっと自分自身の財産となるような経験が得られますよ!